イエメン内戦(いえめんないせん)は1994年にイエメンで起こった内戦。イエメンは1990年に南イエメンと北イエメンが統一して成った国だが、旧南側の再分離独立を求める勢力が1994年に武装蜂起、イエメン正規軍と戦争になった。両者は空軍機を使った空爆合戦を行うものの、戦闘は終始北側が優位に立ち、国際的な支援も北側についた。2ヶ月に及ぶ戦闘の後、数万人の死者を出しながら旧南側勢力は制圧された。統一後に就任した北イエメン出身の大統領が、旧北イエメン側に優位な政策を敷いたとして、旧南イエメン出身の副大統領派が反発。1993年には、政府が分裂状態に陥っていた。南イエメン側は有望な油田を抱えており、再独立の行動を起こせば国際的な支援を取り付けることができるのではないかと考えていた節がある。終戦後も、南イエメン側の政治的な不満は収まりきれておらず、しばしば不穏な動きが見られる。