トロイア戦争(Trojan War)とは、小アジアのトロイアに対して、ミュケナイを中心とするアカイア人の遠征軍が行ったギリシア神話上の戦争である。トロイア、あるいはトローアスという呼称は、後の時代にイリオス一帯の地域につけられたものである。この戦役は、古代ギリシアにおいて、ホメロスの英雄叙事詩『イリアス』、『オデュッセイア』のほか、『キュプリア(Kypria)』、『アイティオピス(Aithiopis)』、『イリオスの攻略(Iliupersis)』などから成る一大叙事詩環を構成した。またウェルギリウスはトロイア滅亡後のアイネイアスの遍歴を『アエネイス』にて描いている。