ノモンハン事件(のもんはんじけん)は、1939年5月から9月にかけて、満州国とモンゴル人民共和国の間の国境線をめぐり、実質的に両国の後ろ盾となった大日本帝国陸軍とソビエト連邦軍の間で戦われた短い戦争である。当時の大日本帝国とソビエト連邦の公式的見方では、この衝突は一国境紛争に過ぎないというものであったが、参加兵力と死傷者数からすれば、短く激しい戦争とみなしうる。ノモンハンは、戦場近くのモンゴル人小部落で、満州国側にある。大興安嶺の西側モンゴル草原に属し、現在の内モンゴル自治区北部フルンベール盟の中心都市ハイラル南方、ハルハ河東方にあった。