ロシア内戦(英語 Russian Civil War)は1918年から1922年にかけてロシアで争われた内戦をさす。1917年のロシア革命後に成立したボルシェヴィキ政府は、1918年3月にドイツとブレスト・リトフスク条約を締結した。この講和条約はロシアにとって苦渋の選択だった。2月に開始されたドイツ軍の進撃を食い止めることができなかったボルシェヴィキは、現在のバルト三国、ベラルーシ、ウクライナにあたる広大な領域をドイツに割譲しなければならなかった。ロシアに極めて厳しい条件を課したこの条約に刺激され、ロシアの内外で反ボルシェヴィキ運動が活発化し始めた。このようにして発生した内戦の多くは1920年までに終結したが、1922年に至るまで大規模な反乱・蜂起が散発している。シベリア沿海州における白軍政権の崩壊をもって内戦は終結した。ソビエト連邦の歴史学では、慣習的にロシアという言葉を用いず、1917年から1922年にかけての内乱、軍事干渉といった用語を用いていた。これはポーランド・ソ連戦争やウクライナにおける民族運動、バスマチ運動、中央アジアにおける列強の干渉を含む為である。